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『ザ・プロフェッショナル』(18)



『ザ・プロフェッショナル』

21世紀をいかに生き抜くか
ダイヤモンド社 2005年9月29日 第1刷発行




<目次>

はじめに 予言は自己実現する

第1章「プロフェッショナリズム」の定義

第2章 先見する力

第3章 構想する力

第4章 議論する力

第5章 矛盾に適応する力



第2章 先見する力



「失敗を認める」ことは、「知的に怠惰でない」ことで
あり、プロフェッショナルの証明でもある、と大前さん
は指摘しています。


大前さんは、元の職場であったマッキンゼーの行動
規範を引用して説明しています。


「事実に対して忠実であれ」と。
また、「自分自身の良心や職業倫理に照らして釈然
としない時は、それをはっきりと表明し、反論すること」
が義務である、と。


私たち日本人は、人間関係や上下関係を気にしすぎる
あまり、釈然としないことでも、「ここは黙っていたほうが
無難だ。下手なことを言うと、自分の評価を下げることに
なりかねない」と考える人が多い、と思います。


周囲の人たちも、そうした態度は当然のことと受け止め、
誰も反論することがなく、会議や打ち合わせが終了します。


誰も責任を取りたくないし、矢面に立ちたくない、リスクを
負いたくないという保身が働くのです。


自分のことを振り返ってみますと、問題点を指摘し、
反論すると周囲から険しい目で睨まれました。


そのため人事評価が低かったことを思い出します。
「組織の秩序を乱す者」として目をつけられていたのです。


「協調性」とか「和」を重視し過ぎるあまり、釈然としないこと
があっても、「地位の低いものは口出しするな」という暗黙の
了解が成立していたのです。


私にしてみれば当然の結果として、そうした企業はことごとく
業績が悪化し、市場という舞台から姿を消しました。


誰も責任を取らなかった上層部が、最後は社会から責任を
取らされたのです。自業自得です。


彼らは、威張り散らすだけで、経営のプロフェッショナルでは
なかったのですから。





 
 途中で間違いに気づいたならば、すべてを白紙の

 状態にして、違う仮説に立ってゼロから考え直さな

 ければなりません。ところが、「知的に怠惰」な人間

 は、このオールクリアができません。失敗を恐れる

 から、自分の間違いを認めようとしないのです。

 素直に自分の間違いを認めることが、「知的に怠惰

 でない」ということなのです。それが、一連のプロセス

 を経済世界の変化スピードと同等か、それ以上で

 繰り返すことを可能にします。

 これは経営コンサルティングにおける問題解決手法

 の基本であり、トレーニングを積むことで後天的に

 習得が可能です。 
 

                
(今日の名言 1  通算 629 )


 


 ちなみに私の古巣であるマッキンゼーは、プロフェッ

 ショナルの行動規範の一つに“obligation to dissent

 (反論する義務)”を挙げています。自分自身の良心

 や職業倫理に照らして釈然としない時は、それを

 はっきりと表明し、反論することを「義務」としてすべて

 のメンバーに課しています。この伝統は70年前から

 続くものです。
 

                
(今日の名言 2  通算 630 )



 
 相手がクライアントであろうと、もちろん社内の先輩

 であろうと、年齢や立場に関わりなく、常にそのよう

 に振る舞うことが要求されます。人間関係においては

 長幼の序も大切ですが、事実を前にして、相手の機嫌

 を損なうかもしれないと下手に遠慮したり、歪曲したり

 することは、むしろプロフェッショナルとして恥ずべきこと

 です。マッキンゼーでは、伝統的な組織とは逆に、意見

 する人間にではなく、「意見しない」人間に強い批判の

 プレッシャーがかかります。
 

                
(今日の名言 3  通算 631 )





地震発生から1週間 福島原発事故の現状と今後
(大前研一ライブ579)



大前研一 × 堀江貴文 「日本のテクノロジー」対談(完全版)









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『ザ・プロフェッショナル』(17)



『ザ・プロフェッショナル』

21世紀をいかに生き抜くか
ダイヤモンド社 2005年9月29日 第1刷発行




<目次>

はじめに 予言は自己実現する

第1章「プロフェッショナリズム」の定義

第2章 先見する力

第3章 構想する力

第4章 議論する力

第5章 矛盾に適応する力



第2章 先見する力



未知への挑戦は、勇気と自信、やり遂げようとする
強い使命感の3つが不可欠だ、と思います。


そのうち、どれが欠けても未知への挑戦はうまく
いかないと思います。


実際に目に見えるものだけを追っていては、
真実に到達することはできません。


先入観を持たず、澄んだ心の目で物事に接する時、
真実は現れてくる、と考えています。


大前さんは、
「どのような世界でも、名人あるいは達人と 
呼ばれる人々は、総じて慎重さと大胆さの
両方を兼ね備えているものです」
と述べています。


慎重さと大胆さというトレード・オフ(二律背反)を
両立させられるのは、名人あるいは達人の域に
到達した人物だからこそできると言えますが、
私たち凡人でも、「意識化」すれば、ある程度
までは両立させることは可能である、と考えて
います。




 
 未知への挑戦は先駆者の任務であり、

 起業家の醍醐味です。ジャングルを目の

 前にして、私がまったくこれを恐れていない

 のは、常に変化を先取りし、真摯に愉しみ

 ながら、失敗を糧としてみずからの世界を

 広げてきたからだと自負しています。

 リーナス・トーバルズも、停滞すること、同じ

 状態で膠着して何の変化も起こらないことを

 恐れていると語っています。彼は、幸福な

 未来というのは、社会のあり方だけでなく、

 個人もそれぞれ変化して、あらゆるものが

 進化していくことだと言い、「人間がどのように

 変わっていくのかを見てみたい」と変化も愉しん
 
 でいます。 
 

                
(今日の名言 1  通算 626 )


 


 どのような世界でも、名人あるいは達人と
 
 呼ばれる人々は、総じて慎重さと大胆さの

 両方を兼ね備えているものです。

 これら二つの気質も、常に変化を志向し、

 執拗なまでに試行錯誤を繰り返す熱情の

 産物にほかなりません。ビジネスの世界に

 おいても、優れた組織はイノベーションに

 積極的であると同時に、リスク・マネジメント

 の能力にも長けています。そのような組織

 のリーダーは、たいてい変化を心底愉しむ

 熱情にあふれています。彼らのような存在

 とその熱情が、未開のジャングルに道を拓く

 エンジンであることは間違いないでしょう。
 

                
(今日の名言 2  通算 627 )



 
 ジャングルへの一步を踏み出す時、想定した

 仮説を軸足に、しつこく試行錯誤する姿勢、

 言い換えれば、たとえ失敗しても「必ず成功

 する」という、周囲を圧倒するほどの執着心が

 一つの護身術になります。
 

                
(今日の名言 3  通算 628 )





地震発生から1週間 福島原発事故の現状と今後
(大前研一ライブ579)



大前研一 × 堀江貴文 「日本のテクノロジー」対談(完全版)










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『ザ・プロフェッショナル』(16)

『ザ・プロフェッショナル』
21世紀をいかに生き抜くか
ダイヤモンド社 2005年9月29日 第1刷発行




<目次>

はじめに 予言は自己実現する

第1章「プロフェッショナリズム」の定義

第2章 先見する力

第3章 構想する力

第4章 議論する力

第5章 矛盾に適応する力



第2章 先見する力


失敗は、チャレンジした結果です。
チャレンジしなければ、失敗もなければ、
成功もありません。
チャレンジすれば、失敗することもあれば、
成功することもあります。


今、チャレンジ精神が失われているような気が
してなりません。


うまく行っているから、敢えてチャレンジして失敗
することはない、という考え方が蔓延しているのかも
しれません。


サイクロン式掃除機や羽根のない扇風機(エアー
マルチプライヤー)、コードレス掃除機を開発した、
ダイソンの創業者でエンジニアのジェームズ・ダイソン氏
は、J-WAVEのPRIME FACTORという番組の中で、
次のように語っています。


 コードレス掃除機では、失敗は5127回しました。

 日本企業は、なぜ、たくさんの失敗をしないのか?

 失敗しないから優れたものができないのです。
 


日経ビジネスのインタビュー(119)失敗の積み重ねこそ宝 から)


日本企業から活力が失われつつあるのは、
失敗を恐れ、チャレンジ精神を失ったから
でしょうか?





 
 ジャングルで実用に堪えうるサバイバル・スキルは、

 数々の失敗を実地に経験し、自分自身が傷つくこと

 でしか学べません。私自身も、マッキンゼーを辞して

 以来、これまでにかなりの数の事業を興しましたが、

 結果だけ見れば一勝一敗というところです。

 しかし、私はこの結果をありがたいとすら思っています。

 失敗することより、失敗を経験しないことの危うさを

 自分自身がいちばんよく知っているからです。  
 

                
(今日の名言 1  通算 623 )


 


 見えない大陸には、たしかに多くのリスクと不確実性が

 潜んでいます。しかし、いまという時代をビジネス・プロ

 フェッショナルとして生きられるのは、まさに千載一遇

 のチャンスです。一部には、このチャンスを本能的に

 感知している人もいるようですが、変化を望むつつも、

 変化を恐れずみずから手を出すことには慎重です。

 いまの日本には、たとえ失敗しようと、いまだかつて

 ないものに先駆的に挑戦しようというメンタリティを

 備えた人材が、極端に少ない気がしてなりません。
 

                
(今日の名言 2  通算 624 )



 
 変化を恐れる心は、失敗を恐れる心です。

 それは弱さというよりも、むしろ未熟さでしょう。

 未熟ゆえに失敗をリカバリーできないのです。

 失敗に遭遇していない、むしろそれを回避して

 きたために、リカバリーの術を習得できていない

 わけですが、ジャングルでは、未知の領域に

 踏み込めないこと自体が生存能力の喪失に

 つながります。 
 

                
(今日の名言 3  通算 625 )





地震発生から1週間 福島原発事故の現状と今後
(大前研一ライブ579)



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『ザ・プロフェッショナル』(15)

『ザ・プロフェッショナル』
21世紀をいかに生き抜くか
ダイヤモンド社 2005年9月29日 第1刷発行




<目次>

はじめに 予言は自己実現する

第1章「プロフェッショナリズム」の定義

第2章 先見する力

第3章 構想する力

第4章 議論する力

第5章 矛盾に適応する力



第2章 先見する力


常識や定説といわれることを、一度疑ってみることは
大切です。


時代が変わり、昔は正しかったことが、その後の研究
や新資料の発見などで、覆されることがあるからです。


つい最近、FMラジオ(J-WAVE)の番組で、ピラミッドの
建設には「奴隷」を使っていた長年言われてきましたが、
「奴隷」ではなく、建設事業で雇用を創出し、「労働者」に
賃金を支払っていた事実が見つかった、と出演者が
話していました。


「えっ? 本当なの?」
と思いますよね。


検索してみると、数年前に資料が発見されたそうです。
私は知りませんでした。



 ピラミッド建設に必要な高い建築技術は
 
 専門の技術者でなければ持っていないこと、

 建設に関する労働者のチーム編成や

 作業記録が文字で残っていることから、

 専門的な知識を持った技術者がいたことも

 間違いないと思われる。

 もちろん、奴隷が使用された可能性も残っている。

 また、住居跡があることから、技術者は年間を

 通してピラミッド建設現場に居住していたことが

 分かっている。

  (ピラミッド Wikipedia から)


ギザのピラミッド
ピラミッド Wikipedia から



もちろん、その資料が、定説を覆すほどの価値があるかは、
分かりません。


常識や定説を疑ってみることが大切だ、ということです。


常識や定説に拘泥すると、過ちを犯すこともあるからです。





 
 知識とは、先駆者たちの研究、経験、試行錯誤が

 生み出した成果物です。

 確かな知識が得られるとしたら、すでにジャングルは

 踏み固められ、そこにはもうビジネスチャンスの

 かけらも残っていません。

 これからのビジネス・プロフェッショナルは、

 これまで以上に常識を疑い、既存の知識を捨てる、

 つまり、「アンラーン」する習慣を励行していくことが

 必要です。   
 

                
(今日の名言 1  通算 620 )


 


 要は、賃金も国境を超えて裁定(従来価格よりも

 低い価格のものを仕入れて、その差額で儲ける

 こと)される時代になっているということです。

 雇用も報酬も「見えない大陸」を先見することで

 しか確保できません。

 前例主義を排し、常識を疑うクセ、変化の本質を

 見極める力を獲得することが、ビジネス・プロフェッ

 ショナルの生命線と言ってもけっして過言ではない

 でしょう。
 

                
(今日の名言 2  通算 621 )



 
 新しい経済空間では、事業領域をどう削り出すかが

 すべてです。これは人間の頭の中で想像しながら

 するもので、他人のつくったテンプレートで成功する

 事業を削り出すことなどできません。

 私が21世紀のビジネス・プロフェッショナルの条件

 として、先見力や構想力を挙げ、それらがパーソン・

 スペシフィックである、というのはそのためです。 
 

                
(今日の名言 3  通算 622 )





地震発生から1週間 福島原発事故の現状と今後
(大前研一ライブ579)



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『ザ・プロフェッショナル』(14)

『ザ・プロフェッショナル』
21世紀をいかに生き抜くか
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<目次>

はじめに 予言は自己実現する

第1章「プロフェッショナリズム」の定義

第2章 先見する力

第3章 構想する力

第4章 議論する力

第5章 矛盾に適応する力



第2章 先見する力

大前さんが指摘している重要なことは、
「実態を見ずに、世間の常識や通説に
惑わされていては、単なる現象あるいは
例外的事例を真実と見紛うだけです」
という言葉に集約できます。


私たちは、「そんなことは常識だ!」とか、
「そんなことも知らないの?」といったことを
口走ることが、ままあります。


ですが。そういう人が実態を自ら確かめた
ことがあるか、というと怪しいものです。


誰それが言っていたからとか、
ある本に書いてあったとか、
テレビで観たとか、はすべて伝聞であり、
2次情報、3次情報です。


常識や通説を一度疑ってみることは、
とても大切なことです。


なにか大切なポイントが抜け落ちていないか、
時代背景によって事実が歪められていないか、
その後の研究あるいは新たな発見で、
常識や通説が覆されていることはないか、
を確かめてみることは大事なことです。


手間ひまかけてみるということが、
「なおざり」になってきているように感じられます。
いや、「おざなり」になっているのかもしれません。


最近感じることは、
「誰にでも簡単にできる」
「これで出来なかったら、やめろ!」
といった類のコピーが増えてきたことです。


誰でもお手軽にできるなら、みんな成功者に
なれますし、大金持ちにもなれるでしょう。


ですが、現実にはそんなことは起こりませんね?


そもそも、そう言っている本人が、本当に簡単に
やれたのか怪しいものです。
確かめようがありません。
実際にはできていないのに、できたかのように
振る舞い、煽っているだけかもしれません。


その点で、大前さんは労を厭わず、
疑問を抱いたら、すぐに行動に移して、疑
問を解決しようとします。
こうした姿勢は見習いたいものですね!


「既存の戦略論や過去の成功体験に頼ることなく、
常に前人未到の世界を見ることに集中し、
その資質を磨くことが重要なのです」
という言葉に、とても刺激を受けました。




 
 繰り返しになりますが、これからの時代に

 求められる先見力とは、見えないものを

 見る力です。だれにでも見えてしまうものに、

 さしたる事業性は期待できません。

 とてつもない可能性が眠っている、

 このジャングルを勝ち抜く力とツールを

 つかむには、既存の戦略論や過去の成功体験

 に頼ることなく、常に前人未到の世界を見ること

 に集中し、その資質を磨くことが重要なのです。  
 

                
(今日の名言 1  通算 617 )


 


 企業というものは洋の東西を問わずトップダウンと

 ボトムアップが両立してこそ存在するのであって、

 日本企業がボトムアップ、欧米企業がトップダウン

 というのは完全な誤解です。世界に進出した日本企業

 には、必ず強力なトップがいます。両社の違いは、

 むしろ経営のスタイルにあると指摘すべきでしょう。
 

                
(今日の名言 2  通算 618 )



 
 実態を見ずに、世間の常識や通説に惑わされていては、

 単なる現象あるいは例外的事例を真実と見紛うだけです。

 そして、先に道を切り拓いた者が一人勝ちする世界では、

 過去を振り返る暇などありません。 
 

                
(今日の名言 3  通算 619 )





地震発生から1週間 福島原発事故の現状と今後
(大前研一ライブ579)



大前研一 × 堀江貴文 「日本のテクノロジー」対談(完全版)










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『ザ・プロフェッショナル』(13)

『ザ・プロフェッショナル』
21世紀をいかに生き抜くか
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<目次>

はじめに 予言は自己実現する

<第1章「プロフェッショナリズム」の定義

第2章 先見する力

第3章 構想する力

第4章 議論する力

第5章 矛盾に適応する力



第2章 先見する力


大前さんは、ツールについて語っています。
「ツールを知ったところで使い方を知らなければ、
誤った前提のうえに解決策を立案することとなり、
それは徒労というものです。

ツールの使い方を修得するということは、みずから
の力であらゆる事象のプロセスを発想し、
思考することにほかなりません」。


多くのブログを見ていますが、有料、無料を問わず、
ツールを配布することをメインにしているブログが
増えてきました。


確かに使い方によってはとても便利で、「作業」に
関わる手間を軽減することはできるでしょう。


ですが、使い方をよく理解せずに使うと、逆効果です。
私はアメブロでもブログを運営していますが、
最近、コメントが急増しています。


コメントをいただくのは、大変嬉しいのですが、
その内容を見ると、これは私のブログを見てコメント
を書いたのではないな、と確信できる事実があります。


「ブログを拝見しました。とても参考になりました。
私はネットビジネスに関する記事を書いています。
ぜひ、見に来てください!」
といった類のコメントばかりなのです。


コメントするなら、具体的にどの部分が、どのように
参考になったかなどを記述するべきでしょう。
ところが一切書かれていません。


上記の「コメント」は、私のブログでなくても、通用する
文章です。


つまり、「自動投稿ツール」を使って、定型文を貼り
付けただけなのでしょう。


もちろん、100件が100件ともそうだ、と決め付けるわけ
にはいきませんが・・・


コメントが目的ではなく、自分のブログへ誘導すること
と、コメント欄を見た人にも訪問してもらいたい、という
意図が見え見えです。


ツールは便利で手間を省けるのですが、使い方を誤ると、
単なる手抜きで、相手に不快感を与えるだけでしかない
ことに気づかなくてはなりません。


どんなに上手くやったつもりでも、分かる人にはすぐに
見破られます。


単なるツール使いは、実はツールに使われる人間で、
そのような態度では信用も信頼も失います。


それでもいいのでしょうか?





 
 20世紀末の十数年間で、もはや戦略論の

 前提となる要素、つまり顧客、市場、競合を

 固定的に定義することはできなくなりました。

 従来の産業分類が用を成さなくなっている

 ことはだれの目にも明らかです。

 それなのに、いまなお戦略論を信奉する人々

 が絶えません。ツールを知ったところで使い方

 を知らなければ、誤った前提のうえに解決策を

 立案することとなり、それは徒労というものです。

 ツールの使い方を修得するということは、

 みずからの力であらゆる事象のプロセスを発想し、

 思考することにほかなりません。 
 

                
(今日の名言 1  通算 614 )


 


 世の中のあらゆる大発明が、無邪気な「なぜ」から

 発生していることからも明らかなように、発想の転換

 によって得られる効果は、時として非常に大きいもの

 です。
 

                
(今日の名言 2  通算 615 )



 
 これからの世界を動かすのは、国同士の戦いでも

 企業同士の戦いでもなく、個人同士の戦いです。

 優れた個人同士の戦いがすべてを飲み込み、

 一瞬にして世界地図を塗り替えてしまうのです。

 しかも、戦いの相手は1990年当時のトーバルズ

 (OS LINUXの開発者)のように、世界トップレベル

 の頭脳であり、どこから現れるかわかりません。
 

                
(今日の名言 3  通算 616 )





地震発生から1週間 福島原発事故の現状と今後
(大前研一ライブ579)



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『ザ・プロフェッショナル』(12)

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<目次>

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第1章「プロフェッショナリズム」の定義

第2章 先見する力

第3章 構想する力

第4章 議論する力

第5章 矛盾に適応する力



第1章「プロフェッショナリズム」の定義

第2章 先見する力


大前さんは、ポラロイドの失敗について述べています。

「成功の『型紙』をやみくもに信じてしまったことです」

コダックも同様なことが言えます。

銀塩フィルムの業界で、世界一でした。
デジタルカメラが主流になる前までは、世界のフィルム
市場は、コダック、富士フィルム、アグファ、コニカの4社
が占有していました。


ところが、デジタルカメラが世の中には出ても、コダックは
自社の成功体験に過信していました。


そのため、デジタルカメラのその後の普及を見誤り、
完全に出遅れました。


世界第2位だった富士フィルムは、銀塩フィルムだけに
頼る危険性に気づき、フィルムの製造で培った技術
(粒子形成技術等)を活かし、ヘルスケア分野などの柱
を育ててきました。


アグファやコニカはフィルム事業から撤退しました。
コニカはミノルタと合併し、コニカミノルタとなり、カメラ事業
をソニーへ売却し、ドキュメント分野に特化しています。


ポラロイドやコダックの例は、「成功の復讐」という言葉で
説明できます。


「成功の復讐」というのは、成功体験にあぐらをかき、
同じ手法や戦略をとり続けたために、しっぺ返しを食らう
ということです。


「成功の復讐」は企業だけでなく、組織や個人においても
当てはまることです。常に意識しておかなければならない
概念です。


「成功の復讐」という言葉を知ったのは、まさにそのタイトル
の本に出会ったからです。

成功の復讐 綱島 邦夫




 
 スペシャリストは与えられた環境に適応して、

 その場その場において定められたやり方では

 だれよりも正しく、早く、上手に仕事をこなせます。

 ゼネラリストはどんな職能についても業務執行

 能力では抜群です。スーパー・ゼネラリストは

 地位が上がっても地域が変わっても、ゼネラ

 リストとしての能力に変わりがありません。

 一方、プロフェッショナルは、どんなに大きく

 前提条件が変わってもその底流にある変化の

 本質を読み取り、だれよりも能力を発揮します。

 また組織の長としては、当該組織を誤りなき

 方向に導き、発展させます。
 

                
(今日の名言 1  通算 611 )


 


 21世紀社会には逃げこむ押し入れはありません。

 21世紀社会には、勝者と敗者がいままでよりも

 はっきりすることは、すでに既定の事実なのです。 
 

                
(今日の名言 2  通算 612 )



 
 ポラロイドの失敗の本質とは何だったのでしょうか。

 それは、成功の「型紙」をやみくもに信じてしまった

 ことです。垂直統合にこだわった経営陣、短い商品

 サイクルに不慣れな技術者、経済空間の変容を

 認識できなかったマーケターなど、過去の成功体験

 が通用しないことに気づかなかったことが、この悲劇

 生みました。 
 

                
(今日の名言 3  通算 613 )





地震発生から1週間 福島原発事故の現状と今後
(大前研一ライブ579)



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『ザ・プロフェッショナル』(11)

『ザ・プロフェッショナル』
21世紀をいかに生き抜くか
ダイヤモンド社 2005年9月29日 第1刷発行




<目次>

はじめに 予言は自己実現する

第1章「プロフェッショナリズム」の定義

第2章 先見する力

第3章 構想する力

第4章 議論する力

第5章 矛盾に適応する力



第1章「プロフェッショナリズム」の定義


大前さんが考えるプロフェッショナルは、私たちが
考えるプロフェッショナルとは乖離していることが
分かると思います。


第1に、プロフェッショナルとスペシャリストを明確に
区別できていない、と思います。


大前さんは、その点で、2つを明確に区別しています。
繰り返し説明しているのは、プロフェッショナルは
常に、顧客第一主義を貫いていることです。


社内や上司の顔を窺いながら仕事をしていないのが、
プロフェッショナルです。リスクを負い、結果に責任を
持つのです。


今日(2014.06.24)、サントリーホールディングスが
仰天人事を発表しました。


ローソンの新浪剛史氏が、サントリーHD社長に就任
するというものです。


1899年創業のサントリーは、創業家以外からの
社長就任は初めということです。


新浪さんの経営者としてのプロフェッショナルな資質に、
サントリーの命運をかけたのでしょう。


詳しくは→

ローソン新浪会長、サントリーHD社長に就任へ
(YOMIURI ON LINEから)

 




 
 2001年の9・11同時多発テロ以降、アメリカ航空

 業界全体が低迷していたなかで、サウスウェスト

 航空だけが1人、気を吐いていたのも規律の力です。

 京セラがあそこまで巨大になっても、起業家精神を

 失わずにいるのは、稲盛和夫氏の経営哲学が組織に

 浸透しているからです。
 

                
(今日の名言 1  通算 608 )


 


 1つの視点は顧客に対するコミットメントです。

 これがスペシャリストやゼネラリストと、プロフェッショ

 ナルを隔てるものであることは、次のような例を考える

 とよくわかります。

 スペシャリストはいわゆる専門家です。

 ルールがあれば、コンピュータに吸収される仕事なら

 できるスペシャリストに対して、道なき道、ルールの

 ない世界でも「洞察」と「判断」をもって組織を動かして

 いけるのがプロフェッショナルです。これは顧客に関

 する深い洞察と、そこに働いている力、つまり

 「Forces at Work(フォーシズ・アット・ワーク)」への

 理解がなくてはできません。正しい答えがなくても、

 いろいろな状況を想定して、正しい対処をしていく

 ことは可能なのです。
 
 

                
(今日の名言 2  通算 609 )



 
 プロフェッショナルは感情をコントロールし、理性で

 行動する人です。専門性の高い知識とスキル、

 高い倫理観はもとより、例外なき顧客第一主義、

 あくなき好奇心と向上心、そして厳格な規律、

 これらをもれなく兼ね備えた人材を、私はプロフェッ

 ショナルと呼びたい。
 

                
(今日の名言 3  通算 610 )





地震発生から1週間 福島原発事故の現状と今後
(大前研一ライブ579)



大前研一 × 堀江貴文 「日本のテクノロジー」対談(完全版)










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『ザ・プロフェッショナル』(10)

『ザ・プロフェッショナル』
21世紀をいかに生き抜くか
ダイヤモンド社 2005年9月29日 第1刷発行




<目次>

はじめに 予言は自己実現する

第1章「プロフェッショナリズム」の定義

第2章 先見する力

第3章 構想する力

第4章 議論する力

第5章 矛盾に適応する力



第1章「プロフェッショナリズム」の定義


自称、プロフェッショナルの人で、大前さんが説くほどの
資質を備えていない人は結構います。


その一方で、「あの人はプロね」などと安易にプロという
言葉を使う人もいます。


真のプロフェッショナルとは、かくも厳しいものだ、と
知らしめられます。


「自己満足は死に等しい」と言った人(サン・マイクロ
システムズ元CEO(最高経営責任者)スコット・
マクニーリ)がいますが、プロフェッショナルとは、自己研鑚
を怠らず、「顧客を最優先に考え、最高の価値を届ける」
ことができる人間ということになります。




 
 マッキンゼーにおける規律とは、繰り返しますが、

 「顧客を最優先に考え、最高の価値を届ける」

 ことです。そのために、コンサルタントたちは

 セルフ・ディベロップメントに努めるわけです。

 そうでなければ、顧客から信頼されることも

 なければ、同僚から評価されることもありません。
 

                
(今日の名言 1  通算 605 )


 


 この規律とは「up or out(アップ・オア・アウト)」、

 すなわち「昇進しない人間、伸びていない人間

 は去れ」というものです。問題解決能力、チーム・

 マネジメント、顧客に変化を生み出す能力など、

 レベルによって要求される能力は違います。

 これを入社後の年数でグリッド(階級)をつくり、

 その範囲で能力を伸ばしていない人には、退社を
 
 勧めるのです。
 

                
(今日の名言 2  通算 606 )



 
 ビジネス・プロフェッショナルに、「妥協」の二文字は

 厳禁です。妥協とは自分の都合であって、顧客の

 都合はもちろん、ビジネス・パートナーの都合なども

 一方的に無視する、甘えた態度です。妥協することに

 頓着のない人に、いくら最高の教育を施しても、その

 学習効果のほどは知れています。
 

                
(今日の名言 3  通算 607 )





地震発生から1週間 福島原発事故の現状と今後
(大前研一ライブ579)



大前研一 × 堀江貴文 「日本のテクノロジー」対談(完全版)










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『ザ・プロフェッショナル』(9)

『ザ・プロフェッショナル』
21世紀をいかに生き抜くか
ダイヤモンド社 2005年9月29日 第1刷発行




<目次>

はじめに 予言は自己実現する

第1章「プロフェッショナリズム」の定義

第2章 先見する力

第3章 構想する力

第4章 議論する力

第5章 矛盾に適応する力



第1章「プロフェッショナリズム」の定義



大前さんは、この本を通じて一貫して説いていることが
あります。


それは、プロフェッショナルは一時も顧客のことを忘れて
いけない、ということです。


社内の上下関係ではなく、外部の顧客を常に意識し、
行動しなくてはならない、ということです。


さらに、その時点でベストのソリューションを提案でき
なければ、プロフェッショナルではない、と言い切って
います。


ここまで、断言できるのは、大前さんが「プロ中のプロ」
だからです。実際、それだけの実績を残しています。


 「顧客を最優先に考え、最高の価値を届ける」


この言葉に集約されています。


真のプロフェッショナルになることは、「俺はプロだ」と
口に出して言えるほど簡単なことではありません。




 知的怠惰とは、みずからの成長を放棄する

 ことです。また、顧客に最高の価値を提供する

 ことを諦めることです。このような人たちが

 増えていけば、組織は活力を失い、やがては

 立ち行かなくなってしまいます。 

                
(今日の名言 1  通算 602 )


 

 あえて一つ苦言を呈するならば、「規律」が

 確立されていない環境でいくら教育しても、

 成果は上がらないということです。

 コンサルティングの現場では、いくら一流

 ビジネススクールで学んだ知識でも、

 まったく通用しないことなど日常茶飯事

 ですし、時には捨て去らなければならない

 ことすらあります。

                
(今日の名言 2  通算 603 )



 マッキンゼーにおける規律とは、繰り返しますが、

 「顧客を最優先に考え、最高の価値を届ける」

 ことです。そのために、コンサルタントたちは

 セルフ・ディベロップメントに努めるわけです。

 そうでなければ、顧客から信頼されることも

 なければ、同僚から評価されることもあり

 ません。また、ありふれた平均点のソリューション

 を提案して平気な顔をしていようものなら、

 顧客からは失望が、同僚からは軽蔑が

 容赦なく投げつけられます。

                
(今日の名言 3  通算 604 )





地震発生から1週間 福島原発事故の現状と今後
(大前研一ライブ579)



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Author:藤巻 隆
本当に役に立つビジネス書のウェブマスター、藤巻隆と申します。
ブログ「新・大前研一名言集」を更新していました。
しかし、最近になってブログサーバーのせいかどうかわかりませんが、新しい記事を書こうとすると入力画面が異常をきたし入力が困難になってきました。
そこで、新しいアカウントでブログのコンテンツを最初から立ち上げることにしました。
よろしくお願いいたします。
 (2007年12月27日)
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