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『チャイナ・インパクト』(4)

『チャイナ・インパクト』(4)




 
『チャイナ・インパクト』(初版 2002年3月29日 講談社)は、中国を正しく理解するための視点を提供してくれる本です。中国関係では、この本を含めた3部作(『中国シフト』『中華連邦』)は必読です。




「間接業務のユニクロ化」とは、バックルームと呼ばれる間接業務のうち、比較的労働集約型で付加価値の低い業務を、人件費の安い海外にアウトソーシングするという発想である。日本語データベースの入力作業や、顧客の問い合わせを受け付けるコールセンターなどがよい例だ。

              今日の名言 1 〈91〉




ホワイトカラーに限って言えば、中国でも人件費はどんどん上がっている。優秀なスタッフはいわゆるアメリカ帰りだったり、外資系企業との引き抜き合戦があったりして、国際的な時価に近づいているのだ。私もマッキンゼー時代にそういう人材を随分採用したが、すぐに国際的な相場に上がってしまった。

              今日の名言 2 〈92〉




ヨーロッパは今、中国をアメリカへの対抗軸として、地政学的に取り込もうとしている。実際、ヨーロッパのトップと中国のトップは、非常に頻繁に交流するようになっている。

              今日の名言 3 〈93〉




         

      
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『チャイナ・インパクト』(3)

『チャイナ・インパクト』(3)





『チャイナ・インパクト』(初版 2002年3月29日 講談社)は、中国を正しく理解するための視点を提供してくれる本です。中国関係では、この本を含めた3部作(『中国シフト』『中華連邦』)は必読です。




中国では言語、文化、交通によってメガリージョンができあがり、1つの経済単位となっている。ここが特異な点だ。また、中国のメガリージョンは、およそ1億人規模の人口単位になる。ヨーロッパの人口がおよそ2億5000万人だから、ヨーロッパ全体は中国のメガリージョン2つか3つぶんの大きさでしかない。

              今日の名言 1 〈88〉




日本がなぜダメになったかといったら、200万人都市、つまり名古屋クラスの都市がこの20年でいくつできたか考えればわかる。100万人都市1つできていないのだ。
北九州市が5市合併で100万人都市の仲間入りをしたくらいである。

              今日の名言 2 〈89〉




現在の大連は、建物も美しく清潔で、歩道には塵一つ落ちていないほどだ。自動車が走り出す前のパリを彷彿とさせる街並み、ハイレベルなホテル、交通手段そしてレストランがある。大連にはまた、国家級ハイテク開発区として高新技術開発区というハイテク・インダストリアルパークが3ヵ所、そして10数の大学や研究所がある。1万2000の外資系企業が集まり、うち4000社が日本の企業だ。

              今日の名言 3 〈90〉



    
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『チャイナ・インパクト』(2)

『チャイナ・インパクト』(2)





『チャイナ・インパクト』(初版 2002年3月29日 講談社)は、中国を正しく理解するための視点を提供してくれる本です。中国関係では、この本を含めた3部作(『中国シフト』『中華連邦』)は必読です。




中国は今、まったく新しいタイプの国家に生まれ変わろうとしている。それは、経済的には並はずれた競争力を備え、政治的にも安定し、社会的不穏に直面しても揺らぐことのない国である。そして、将来は、政治・経済の両面で、アメリカ以外のどの国よりも優位に立つ国家になるはずだ。

              今日の名言 1 〈85〉




中国の繁栄を疑う人間は、珠江デルタに台湾や日本から5万社も進出しているという、この重みをまったく理解していない。珠江デルタの中で部品がすべて揃うのである。これは世界史上最大の産業集積地だ。

              今日の名言 2 〈86〉




ネットワークというのは、それを構成する個々の要素が自立していながら、それぞれがつながっている概念をいう。互いに競い合う一方で、情報や資源が自由にやり取りされる。だから一つの要素が行き詰まっても、他の要素が伸びてくる可能性がある。例えばテキサスの経済が行き詰まっても、ニューヨークやシリコンバレーが爆発的に伸びることもある。すべての要素がいっぺんにダメになるということはまずないのだ。

              今日の名言 3 〈87〉




   

      
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『チャイナ・インパクト』(1)

『チャイナ・インパクト』(1)





『チャイナ・インパクト』(初版 2002年3月29日 講談社)は、中国を正しく理解するための視点を提供してくれる本です。中国関係では、この本を含めた3部作(『中国シフト』『中華連邦』)は必読です。




12億人を超える人口を背景にした安価で良質な労働力と、最新鋭設備を取り入れた産業基盤を背景に発展する中国経済の力強さは、もはや疑いようがない。

              今日の名言 1 〈82〉




朱鎔基が首相になって始めた改革により、経済面では地方に権限が委譲され、実質的には連邦制の統治機構になってしまった。その中でも特に発展し、経済的な自立を果たしているのが、「東北三省」「北京・天津回廊」「山東半島」「長江デルタ」「福建省」「珠江デルタ」という、沿岸部の六つの地域である。

              今日の名言 2 〈83〉




中国には全国をカバーするメディアはないし、コマーシャルもすべてローカルだ。だから、このメガリージョン、カルチャーユニットごとの戦略が必要になってくる。それぞれの地域は、まったく別個の国として認識するほうが真実に近いのである。

              今日の名言 3 〈84〉

    

      
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『ドットコム仕事術』(8)

『ドットコム仕事術』(8)




  
『ドットコム仕事術』(初版 2003年8月10日 小学館)は、日本でIT企業が注目され始めた頃に書かれた本です。

 先見性と洞察力に裏打ちされた本書を読み返してみると、新しい発想で仕事に取り組み成果を挙げるための多くのヒントが見つかりました。



新しいビジネスに挑戦し続ける理由は、1つに、生きている間は常に若い人と新しい事業を構想し実現していきたい、という人生哲学がある。もう1つは、構想力があれば新事業を起こし成功することができることを証明したいという願いがあるからだ。日本の20代、30代の若いビジネスマンから企業経営者までに参画を呼びかけて、その成長や成功に寄与することができればと願っている。

              今日の名言 1 〈79〉




事業の将来を左右するのは、優れたアイデアと同時に、大きな川を一気に飛び越えてライバルを引き離すような事業拡大戦略なのである。

              今日の名言 2 〈80〉




「さして出世もできなかったが、私の人生は充実していた」―こういい残してこの世に別れを告げられることこそ、本当に幸福な人生を送ったといえよう。こんな辞世の言葉を口にしながら死んでいくための我が儘なら、大いにけっこうではないか。

              今日の名言 3 〈81〉




 次回からは『チャイナインパクト』から名言をご紹介します。ご期待ください。

         

      
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『ドットコム仕事術』(7)

『ドットコム仕事術』(7)




 
『ドットコム仕事術』(初版 2003年8月10日 小学館)は、日本でIT企業が注目され始めた頃に書かれた本です。

 先見性と洞察力に裏打ちされた本書を読み返してみると、新しい発想で仕事に取り組み成果を挙げるための多くのヒントが見つかりました。





経営者が経済紙誌をはじめとするマスコミに頻繁に登場することが、有望企業の証と勘違いし、就職を希望する人が多い。これは間違いである。逆に、そうした企業ほど、その将来性を占う上で慎重さが求められる。
なぜなら、こうした経営者はいつしか顧客ではなく、マスコミや投資家を見て仕事をしがちである。インタビューで「次の事業展開は」と質問され、つい答えてしまう。マスコミはそれを大々的に書き立て、投資家が反応して株価が動く。社員は寝耳に水で、新聞を読んでびっくり。これが、いわゆる「新聞辞令」と呼ばれる珍事である。経営者は発言してしまった手前、引っ込みがつかなくなり、勝算がないのに事業を始めざるを得なくなってしまう。それをきっかけとして会社がおかしくなる。
有名社長、名物社長による好調など、一過性のものでしかないことを理解しておこう

              今日の名言 1 〈73〉




ビジネスでも人生でも、私たちは常に2つの大きな選択を迫られている。不平や不満、さまざまな問題を抱えながらも、安定を最重視し、今いる場所に立ち続けるか?それとも安住の地を捨て、未知のジャングルに分け入っていくのか? 選ぶのは他人ではない。自分自身である。

              今日の名言 2 〈74〉




決定的差別化の必要性は、ネットビジネスに限った話ではない。あらゆる事業に共通することである。雑誌にしても、ごく一部のキラーコンテンツ的な記事があるから売れるのであり、携帯電話にしても、写真の送受信ができる、ムービーが撮れるといった新機能によって差別化に成功した商品がヒットしたのである。

              今日の名言 3 〈75〉




         

      
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『ドットコム仕事術』(6)

『ドットコム仕事術』(6)




  
『ドットコム仕事術』(初版 2003年8月10日 小学館)は、日本でIT企業が注目され始めた頃に書かれた本です。

 先見性と洞察力に裏打ちされた本書を読み返してみると、新しい発想で仕事に取り組み成果を挙げるための多くのヒントが見つかりました。




英語の能力を読解、作文、会話に大別するなら、ビジネスにおいては会話能力が一番重要である。中でも自分の意見を相手に伝えて説得する能力が、不可欠となる。この発言能力を磨く上で、前提として理解していくべきことは2つある。
1つは、日本語による高い発言能力なくして、英語の発言能力を向上させることはできない、ということだ。英語の勉強とは別に、日頃から日本語でのビジネス会話をブラッシュアップする意識が必要である。
もう1つは、多くの日本人が誤解していることなので特に強調しておきたいのだが、重要なビジネスパートナーとの英語での会話はYESとNOや自分の意見を強く表現してはいけない、ということである。英語表現は、時として日本語以上に微妙なニュアンスが不可欠となる。

              今日の名言 1 〈73〉




判断力を養うことは、判断ミスを確実に回避することのみならず、自分が選んだ仕事に集中するためにも、後悔のない人生を送るためにも、絶対に必要なのだ。

              今日の名言 2 〈74〉




会社に残ることが「勝ち組」とは限らないのが、リストラ時代の特徴なのだ。勤務先が倒産の危機に瀕していたり、リストラが始まったときに、それを好機ととらえる発想の転換が必要である。

              今日の名言 3 〈75〉




         

      
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『ドットコム仕事術』(5)

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『ドットコム仕事術』(初版 2003年8月10日 小学館)は、日本でIT企業が注目され始めた頃に書かれた本です。

 先見性と洞察力に裏打ちされた本書を読み返してみると、新しい発想で仕事に取り組み成果を挙げるための多くのヒントが見つかりました。




むしろ営業マンにとって大事になってくるのは、「負け方」である。負けることで、逆に顧客との関係を強化し、将来の「勝ち」につなげることも可能だ。実現不能な「5勝0敗」を目指す考えを捨て、「3勝2敗」を目指し、しかもその2敗でいい負け方をするよう、営業マンは心がけなければならない。

              今日の名言 1 〈70〉




私はつねづね、《T型人間》を目指せといってきた。これは、幅広い知識や経験を持つ(Tの横棒の部分)ゼネラリストであると同時に、何か1つ専門分野を持っている(Tの縦棒の部分)人間のことを指す、私の造語だ。さらにいえば、ゼネラリストでありながら、専門分野を2つ持っている《π型人間》が望ましい。

              今日の名言 2 〈71〉




現状の人脈に満足してはいけない。あらゆる機会とすでにある人脈を駆使して、常に新しい人脈との出会いを求め、貴重な情報に触れることに驚きや喜びを見出してほしい。

              今日の名言 3 〈72〉




         

      
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『ドットコム仕事術』(4)

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『ドットコム仕事術』(初版 2003年8月10日 小学館)は、日本でIT企業が注目され始めた頃に書かれた本です。

 先見性と洞察力に裏打ちされた本書を読み返してみると、新しい発想で仕事に取り組み成果を挙げるための多くのヒントが見つかりました。




上司としての資質が問われる時代だ。ひと昔前ならば、現場の若手社員には、直属の上司の無能ぶりを役員クラスに訴える発想も手段もなかった。だが、状況は大きく変貌しつつある。部下が上司を採点する「逆査定」制度なども導入され、「無能な上司はいらない」という機運が高まっている。

              今日の名言 1 〈67〉




つねに論理を重んじ、全体像を把握して真の問題点を抽出し、その解決のために躊躇なくメスを入れる能力―《問題解決能力》は、上司や部下、取引相手を説得したり、部下に的確な指示を出すためのコミュニケーション・ツールとしても重要だ。

              今日の名言 2 〈68〉




「選択肢が多くなればなるほど、選択しなくなる」―これが人間の心理である。

              今日の名言 3 〈69〉




         

      
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『ドットコム仕事術』(3)

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『ドットコム仕事術』(初版 2003年8月10日 小学館)は、日本でIT企業が注目され始めた頃に書かれた本です。

 先見性と洞察力に裏打ちされた本書を読み返してみると、新しい発想で仕事に取り組み成果を挙げるための多くのヒントが見つかりました。





組織能力とは「ある戦略や業務を組織として遂行する能力」である。組織はそれぞれ、長い年月をかけて醸成した組織能力という個性を持っている。それは個人の性格と同様、一朝一夕で変わるものではない。組織能力を無視することは、野球の監督にたとえれば、チームに足の速い選手が1人もいないのに機動力中心の戦略を立てるような失敗を招いてしまうわけである。

              今日の名言 1 〈64〉





アメリカには「うるさい車軸には油をさせ」(The squeaking wheel gets the grease.)という諺がある。異見・文句をいう人間がいたら、その人間にやらせてみよ、という意味だ。米企業の中でも、とりわけマッキンゼーはこの諺を地で行くような会社だった。
「出る杭は打たれる」風潮のある日本企業とは正反対である。

              今日の名言 2 〈65〉





自分が「もっと知りたい」と思うことこそ、他人も知りたがっていることである。知りたいと思うからこそ勉強し、新たな発見もある。そして、その成果を話すことで、自分にとっても聞く側にとっても財産となるのだ。

              今日の名言 3 〈66〉




         

      
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Author:藤巻 隆
本当に役に立つビジネス書のウェブマスター、藤巻隆と申します。
ブログ「新・大前研一名言集」を更新していました。
しかし、最近になってブログサーバーのせいかどうかわかりませんが、新しい記事を書こうとすると入力画面が異常をきたし入力が困難になってきました。
そこで、新しいアカウントでブログのコンテンツを最初から立ち上げることにしました。
よろしくお願いいたします。
 (2007年12月27日)
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